奇跡講座ワークブック編レッスン4 これらの思いは何も意味がありません。

奇跡講座(奇跡のコース)ワークブック編レッスン4本文

 

レッスン4《これらの思いは何も意味がありません。これらの思いは私がこの部屋で(この通りで、この窓から、この場所で)見ているものと同じようなものです。》

これまでのレッスン1,2,3の練習とは異なり、ここでの練習はこの日のあるテーマにのっとたものから始めることはしません。

このレッスンでは、1分間ほどの時間を取って、あなたのマインドを横切る思いに気付くことから始めます。

それから、この日のテーマをそれらの思いに適用します。

嫌な思いを自分の中に感じられるものがあるならば、それらの思いをこの日の見方のテーマとして活用してください。

しかし、あなたが”不快”と考える思いだけを選ぶことはしないでください。

あなたの思いを見つめるように自分自身に向けていくと、思いは実に様々に入り混じったものとして表れていて、どんな思いも”快”と呼ぶことも、”不快”と呼ぶこともできないことがわかるでしょう。

これが、あなたの思いは、「何も意味がない理由」です。

 

今日の見方を当てはめていくためのテーマを選ぶにあたっては、いつものように具体的にみていくことが必要になります。

“快”という思いだけでなく、”不快”な思いを使うことを恐れないでください。

それらの考えのどれ一つとして「あなたの真実の思い」を表してはいません。

「あなたの真実の思い」は”快”という思いや”不快”という思いによって覆われているのです。

あなたが自覚している”快”という思いは、その向こうにあるものの影にすぎず、影は視力を困難にします。

“不快”という思いは視力を妨害するものであり、見ることを不可能にします。

あなたはそのいずれも望まないはずです。

これは重要な練習であり、いくらか形を変えて時々繰り返されることになるでしょう。

ここでの狙いは、無意味なものと有意味なものを分離する目標に向かって歩みだす、最初の数歩を踏み出せるよう訓練することにあります。

それは、「意味のないものはあなたの外側にあり」、「意味のあるものはあなたの内面にある」とみることを学ぶという長期的な目的の最初の試みです。

それはまた、何が同じで、何が異なっているかを認識できるようにあなたのマインドを訓練する始まりでもあります。

 

今日の見方を当てはめていくために思いをテーマとして使うとき、その思いが含んでいる中心的な人物や出来事によってその思いを識別してください。

たとえば、

『    についてのこの考えは何も意味がありません。それは、私がこの部屋で見ているものと同じようなものです。』

あなたが有害であると気づいている特定の思いに関してもこの考えを使うことができます。

この練習は役に立ちますが、後で練習するさらに無作為な作業の代わりの練習ではありません。

しかしながら、あなたのマインドを1分以上見つめていくことはしないでください。

今のところあまりにも経験が足りないために、無意味に没頭してしまうことを避けることができません。

さらに、これらの練習はこの種の練習としては最初のものであるために、価値判断の停止を特に難しい思いと結びつけてしまうかもしれません。

これらの練習は一日に3回ないしは4回以上は続けないでください。後でまたこの練習に戻ってきます。

 

奇跡講座(奇跡のコース) テキスト編、ワークブック編、マニュアル編 各目次

テキスト編 1章~31章 目次

ワークブック編 レッスン1~365 目次

教師のためのマニュアル編 1~29 目次

スポンサーリンク

関連記事

目次

スポンサーリンク

ページ上部へ戻る Top