奇跡講座ワークブック編 復習Ⅳ 序文(レッスン121〜レッスン140の復習)

奇跡講座(奇跡のコース)ワークブック編 復習IV 序文

 

復習Ⅳ

ここで再び復習しますが、今回は、真実をどのように適用することができるかについて学ぶ第2部の準備をしているということを自覚してください。

今日、私たちは次に続くものに対する心の準備に集中することを開始します。

それがこの復習、および、そのあとに続くレッスンに対する私たちの目的です。

 

このような訳で、最近行ったレッスンとそれらの中心的な思いについて復習しますが、それを私たちが今達成する心の準備を容易にできるような形で行います。

私たちが取り組む復習の一歩一歩を統合する一つの中心的なテーマがあります。

それを簡単に言えば次のような言葉になるでしょう。

 

私のマインドは、私が「神」と一緒に思うことだけを保持します。

これは事実であり、あなたが「何」であるか、そして、あなたの「父」が「何」であるかについての真実を表しています。

この思いによって「父(なる神)」は「子(である人間)」を創造し、「子」を「自身」の共同創造主として確立されたのでした。

「子」に対して救いを完全に保証するのはこの思いです。

というのは、彼のマインドの中には、彼の「父」が共有される思いしか住むことはできないからです。

ゆるしの欠如が、彼の自覚からこの思いを阻止します。

しかしながら、この思いは永遠に真実です。

 

真のゆるしの欠如が注意深く隠されるかもしれない数多くの形についてある程度の理解をもって私たちの準備を始めることにしましょう。

それらは幻想であるがゆえに、それらが何であるかの本質だけのものとして知覚されることはありません。

それは、あなたのゆるさない思いが見られ、認識されることから守るための防御です。

それらの目的は、あなたに何か別のものを示すことであり、修正にとって代わらせるために作られた自己欺瞞を通して修正を寄せ付けないことです。

 

しかしながら、あなたのマインドはあなたが「神」と一緒に思うことだけを保持します。

あなたの自己欺瞞は真実に取って替わることはできません。

それは、海の中に一本の棒を投げ入れる子供が潮の満ち干を変えることができないのと同じであり、また、太陽によって海水が温められるのを変えることができないのと同じであり、夜になって海面に映る銀色の月を変えることができないのと同じことです。

 

そういうわけで、私たちは読んでレッスンを理解し、それらのレッスンが差し出す意味を理解できるようにマインドの準備をすることによって、この復習の練習時間を開始します。

毎日、その日にあなたが復習するそれぞれのレッスンの見方が、自由と安らぎに関して差し出してくれるものが何であるかを学ぶためにあなたのマインドを準備することに時間を費やすことから始めてください。

あなたのマインドを開いて、あなたのマインドから欺こうとする思いのすべてを取り除いてください。

そして、次の思いだけに完全に取り組ませて、残りは除去してください。

 

私のマインドは、私が「神」と一緒に思うことだけを保ちます。

 

この思いと一緒に5分間を過ごせば、「神」が意図した路線に従って一日を設定し、あなたがその日に受け取る思いのすべてに関して「神の心」に責任を持ってもらうのに十分でしょう。

それらの思いはあなただけからやって来るのではありません。

というのは、それらはすべて「神」と共有されるからです。

したがって、それぞれの思いが「神の愛」のメッセージをあなたにもたらし、あなた自身の「神」へのメッセージを返してくれるでしょう。

このようにして、万軍の主とのコミュニオンがあなたのものとなるでしょう。

それは、「神自身」がそのようにと意図したからです。

そして、「イエス自身」の自己完成が「神」と一緒になるように、あなたが「神」と一緒になり、「神」があなたと一緒になるときに自己完成するあなたと「神」が一緒になるでしょう。

 

準備が終わった後、その日復習するようにとあなたに課されている二つのレッスンの見方のそれぞれをただ読んでください。

それから、目を閉じて、それらの考えをあなた自身に向かってゆっくりと言ってください。

今は急ぐことはありません。

というのは、時間を時間が意図されている目的のために使っているからです。

それらの言葉が「神の声」を通してあなたに与えられた時と同じように、一つ一つの言葉が「神」がそれに与えてくれた意味で輝くことを許してください。

その日にあなたが復習する一つ一つのレッスンの見方が、その見方の中にあなたが「神」から受け取るようにと「神」が置かれた贈り物をあなたに与えることを許してください。

 

これらの練習に関して、次のこと以外に決まった形は使いません。

一日を通して毎時間、その日のはじめに使った思いをあなたの意識に持ってきて、その思いと一緒に静かな時間を過ごしてください。

それから、その日に復習することになっている二つのレッスンの見方を急がずにゆっくりと繰り返します。

それらのレッスンの見方があなたのために含んでいる贈り物を考えるための時間を十分取り、そのように意図されているところでは、それらの考えを受け取ります。

それ以外の思いを加えることはしません。

これらの思いをそのままメッセージにしてください。

私たちに幸せと休息、終わりのない静けさと完璧な確実性、そして、私たちの「父」が「父」からの遺産として私たちが受け取るようにと意図されているもののすべてを与えるために、これ以上のものは必要ではありません。

 

毎日復習をするにあたって、一日を始めたのと同じような形で一日を終わります。

すなわち、最初にその日を私たちにとっての祝福と幸せな特別の時にした思いを繰り返して言います。

そして、私たちの誠実さによってこの世界は暗闇から光に、悲しみから喜びに、苦痛から安らぎに、(無意識の)罪悪感から神聖性に回復されます。

このようにして「神の言葉」を保つ練習をするあなたに「神」は感謝されます。

そして、眠りに就く前にあなたの意識を再びその日の考えに与えるとき、「神」の感謝が安らぎの中であなたを取り囲みます。

その安らぎはあなたが永遠にそこにいるようにと「神」が意図されているものであり、あなたが自らの(受け継いだ)遺産として再び権利を宣言することを今学びつつあるものです。

 

奇跡講座ワークブック編 復習Ⅳが適用されるレッスン一覧

レッスン141 (レッスン121とレッスン122の復習)

レッスン142 (レッスン123とレッスン124の復習

レッスン143 (レッスン125とレッスン126の復習)

レッスン144 (レッスン127とレッスン128の復習)

レッスン145 (レッスン129とレッスン130の復習)

レッスン146 (レッスン131とレッスン132の復習)

レッスン147 (レッスン133とレッスン134の復習)

レッスン148 (レッスン135とレッスン136の復習)

レッスン149 (レッスン137とレッスン138の復習)

レッスン150 (レッスン139とレッスン140の復習)

 

奇跡講座(奇跡のコース) テキスト編、ワークブック編、マニュアル編 各目次

テキスト編 1章~31章 目次

ワークブック編 レッスン1~365 目次

教師のためのマニュアル編 1~29 目次

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目次

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