
Contents
奇跡講座(奇跡のコース)ワークブック編レッスン6本文
レッスン6 《私の心が乱れるのは、そこにない何かを私が見ているからです。》
この見方の練習はこれまでの練習と非常に似ています。
再び繰り返しますが、この見方を当てはめてみるに当たっては、心の乱れ(怒り、怖れ、心配、憂鬱など)とその原因の両方を非常に具体的に名指して言うことが必要です。
(例)
「私が に対して怒りを感じているのは、そこにない何かを見ているからです」。
「私が について心配しているのは、そこにない何かを見ているからです。」
今日の見方は、あなたが心乱されるすべてに当てはめるのに有用なもので、おそらくは、その目的のために一日中使うことができるでしょう。
しかし、この見方の練習をする前に、前にもそうしたように、心を振り返るのに1分ほど使い、それで明らかになった、心乱れさせる思いの一つ一つにこの見方を当てはめていきます。
今日の見方の練習は3回〜4回(各1分)です。
何度も伝えますが、心を乱れさせる思いにこの見方を当てはめていくのに、他の思いよりもある思いに対してこの考えを適用することに抵抗を覚える場合には、昨日のレッスン5で述べられている二つの注意をご自分に思い出させてください。
「小さな心の動揺というものはありません。心の乱れはあなたの心の安らぎをみな等しく乱します。」
そして
「私にはこの形の心の乱れだけをとっておいて、他の形の心の乱れを手放すことはできません。
したがって、これらの練習をするという目的のために、それらをすべて同じであると見なすことにします」