奇跡講座ワークブック編 復習Ⅲ 序文(レッスン91〜110までの復習)

奇跡講座(奇跡のコース)ワークブック編復習Ⅲ 序文 本文

 

復習Ⅲ 序文

今日からまた復習が始まります。
これから続けて10日間、最近のレッスンを毎日二つずつ復習します。
この期間は特別な形式に従って練習するので、できるだけ厳密にそれを守ることを特に強くお勧めします。

 

もちろん、私たちは、ここで勧められている最良のやり方を、あなたが毎日毎時間、取り組むことは出来るわけではないことは承知しています。
定められた時間に都合がつかず練習が出来なかったとしても、学びが妨げられることはありません。
また、回数をこなすために無理をする必要もありません。
練習を儀式的なものにしてしまうことは私たちの意図するところではなく、むしろ私たちの目的に反します。

 

しかし、もしも指定されている時間を練習に捧げるのは嫌だという理由で、あなたが練習を省いてしまう時には、学びは妨げられます。
この点において、自分自身を偽ってはなりません。
思い通りにならない状況という口実の裏に、練習をやりたくない気持ちがいとも巧妙に隠されていることがあります。
やりたくない気持ちを隠すために自分で作り出した状況と、真に練習に適していない状況を区別することを学ばなければなりません。

 

理由が何であれ、やりたくなかったという理由で抜かしてしまった練習は、あなたのゴールは練習をすることだ思い直した時点で、ただちに取り組まなければなりません。
あなたが救済の練習に従いたくないのは、それが自分にとってもっと大切だと思えるゴールの邪魔になる場合になる場合のみです。
それらのゴールに価値を置くことをやめたなら、これまでそれらに捧げてきた毎日の努力にかわるものとして、これらの練習を行いなさい。
それらのゴールはあなたに何も与えてはくれませんでした。
しかし、あなたが行うこれからの練習は、あなたにすべてを与えてくれます。
そういうわけなので、練習が差し出してくれるものを受け入れ、心安らかでいなさい。

 

今回の復習に使うべき形式は次のようなものです。
一日に2回、それぞれ5分間、また望むならそれよりも長い時間を、課されている概念についてよく考えることに捧げてください。
まず、その日の練習のために書き記されている概念と説明に目を通します。
それから、それらについて考え始めてください。
その時、あなたの心がそれらの概念を、あなたに必要なことや、問題だと思えることや、あらゆる気がかりなこと、自然に関連付けていくのにまかせます。

 

主要概念をあなたの心の中に置き、それらを心が選ぶがままに使わせて構いません。
あなたの心がそれらを賢明に使うと信じていなさい。
あなたの心は、あなたのそうした概念を与えた聖霊に助けられて決断するからです。
自分の心の中にあるものを信頼できなくて何を一体信頼できるといえるでしょう。
この復習において、聖霊が使う手段は失敗しないと信頼しなさい。
あなたの心が持つ叡智が、あなたを助けにやって来てくれるでしょう。
最初に指示を与えたら、それからは静かな信頼を抱いて、ゆったりと構えます。
あなたが心に与えた概念は、心に使わせるようにとあなたに与えられたものなので、心にそれを使わせてください。

 

完璧な信頼の中で、あなたにはそれが与えられています。
すなわち、あなたはそれらを必ず上手に活用するだろうという完璧な自信と、そして、あなたはそれらの真意を理解して、自分自身のためにそれを活用するだろうという完全な確信とともにそれらは与えられています。
あなたもそれと同じ信頼と確信と信義をもって、それらをあなたの心に与えなさい。
あなたの心が失敗することはありません。
あなたの心は、聖霊があなたの救済のために選択した手段です。
聖霊の信頼を得ているのですから、この聖霊の手段はもちろんあなたの信頼を得るのに相応しいはずです。

 

朝目覚めたら最初の5分間をこの復習に捧げ、夜眠りにつく直前の5分間を同じように捧げるならば、あなたが得るところは大きいはずです。
もしこれができない場合には、少なくとも練習時間を二つに分け、1回目は午前中に、2回目は就寝前の一時間以内に行うように努めてください。

 

一日を通して行う練習も等しく重要です。
あるいは、朝夕2回の練習よりもより大きな価値さえあるかもしれません。
これまで、あなたは指定された時間にだけ練習をして、その後は自分のやり方で他のことがらを行い、学んだことをそれらに適用しないことが多かったはずです。
その結果、あなたの学びはほとんど強化されないままで、それがどれほど大きな贈り物をもたらす力を秘めたものであるかが、まだあなたに実証されていません。
この復習は、学んだことをしっかりと用いる新たな機会です。

 

 

これらの復習のレッスンにおいては、二回の長めの練習時間だけでなく、その合間にあなたの学びを活用する必要を私たちは強調しておきます。
その日の二つの概念を、毎時、短い時間であっても真剣に復習するように試みなさい。
一つのレッスンを毎時の最初に、二つ目のレッスンをそれから30分後に使います。
それぞれにほんの数秒かけるだけで構いません。
それを繰り返し、あなたの心を少しの間、静かな平安の中で休息させます。
その後、日常の活動に戻りますが、その概念を念頭に置いたままでいるようにして、それが一日中あなたが平安を保つ助けとなるようにします。

 

あなたが動揺した時にも、その日のレッスンの概念を思い出しなさい。
これらの練習時間は、毎日の学びをあなたがするすべてのことに適用する習慣を形成するのを助けるために計画されています。
その概念を繰り返しただけで放っておいてはなりません。
それはあなたにとって限りなく役に立つものです。
そしてそれは、あなたに何らかの助けが必要な時にはいつでも、あらゆるやり方で、あらゆる時と場で、あなたの役に立つように意図されています。
そのような訳ですから、その概念を用いてその日の仕事に出かけ、その仕事を神の子にふさわしく、神とあなたの一なる自己を満足させられる神聖なものにしてくなさい。

 

毎日の復習の最後には、毎時きっかりと使う思いと、その30分後に使った二つの概念を、再び繰り返して終わります。
これらの概念を忘れてはなりません。
それぞれの概念を再び練習するに関するこの機会は、非常に大きな前進をもたらしてくれるでしょう。

この復習を終えた時には、私たちは大きな学びの成果を得ていて、信頼は強まり、足取りはより確かになり、一層堅固になった地盤の上を進んで行くでしょう。

 

あなたはまだ、ほんのわずかしか学んでいないことを忘れてはなりません。
あなたは今からどれだけ多くのことを学べるかを、忘れてはなりません。
から与えられたこれらの概念を復習する時、があなたを必要としていることを忘れてはなりません。

 

 

奇跡講座(奇跡のコース)ワークブック編 復習Ⅲ適用レッスン一覧

レッスン111(レッスン91,92復習)

レッスン112(レッスン93,94復習

レッスン113(レッスン95,96復習)

レッスン114(レッスン97,98復習)

レッスン115(レッスン99,100復習)

レッスン116(レッスン101,102復習)

レッスン117(レッスン103,104復習)

レッスン118(レッスン105,106復習)

レッスン119(レッスン107,108復習)

レッスン120(レッスン109、110復習)

 

奇跡講座(奇跡のコース) テキスト編、ワークブック編、マニュアル編 各目次

テキスト編 1章~31章 目次

ワークブック編 レッスン1~365 目次

教師のためのマニュアル編 1~29 目次

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目次

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