奇跡講座(奇跡のコース)ワークブック編レッスン48本文
レッスン48 《怖れるべきものは何もありません。》
今日の新しい見方は事実をただ述べているだけです。
それは幻想を信じている人たちにとっては事実ではありませんが、幻想は真実ではありません。
真実においては何も怖れるべきものはありません。
これを認識することは非常に易しいことです。
しかし、幻想が本当であってほしいと思っている人々にとっては非常に難しいことです。
今日の練習時間は非常に短く、非常に単純であり、そして、非常に回数が多くあります。
すなわち、ただ今日の新しい見方をできるだけ頻繁に繰り返し言ってください。
どのような時でも、どのような状況でも、目を開けて今日の新しい見方を使って結構です。
しかし、可能な時はいつも1分か2分の時間をとって、目を閉じて今日の新しい見方を自分自身に向かって数回、ゆっくりと繰り返すことを強くお勧めします。
何かのためにあなたの心の安らぎが乱された場合には、今日の新しい見方をすぐに使うことがきわめて重要です。
怖れがあるということは、あなたが「あなた自身の 自我が強さを成しえる」と信じていることの確実なしるしです。
恐れるべきものは何もないという自覚は、今のあなたには必ずしも認識できない意識のどこかで、あなたは「神」を覚えていて、『神の強さがあなたの 自我を強さとするということにとって代わることを許した』ということ示しています。
あなたがこれをする気持ちになったその瞬間に、確かに、恐れるべきものは何もなくなります。