
←レッスン21 「私は物事を違った目で見ることを決意しています。」
奇跡講座ワークブック編レッスン22本文
レッスン22《私が見ているのは、復讐の一つの形です。》
今日の新しい見方は、攻撃の思いを心のどこかに持っているゆえに、この世界をどのように見ているかを正確に描写しています。
自分の『怒り』をこの世界に対して「投影」していて、復讐がまさに自分に襲いかかってくると見ているというものです。
こうして、自身の『怒り』の想いとしての攻撃は『自己防御』として知覚・認識されます。
この悪循環は、見方を変える気持ちになるまでますます悪化していきます。
気持ちを変えなければ、『攻撃の思い』と『反撃の思い』が自らおよび自らの全世界の人々の心を奪うことになります。
とすれば、心の安らぎが自分にとって可能であるはずがありません。
あなたが脱出したいのは、この野蛮な『幻想』からです。
それが実在していないと聞いたら、それは喜びのニュースではないでしょうか。
脱出できると分かったならば、それは幸せな発見ではないでしょうか。
あなたは自分で破壊したいと思うものを作っています。
あなたが憎み、攻撃したいと思い、殺したいと思うもののすべてをあなたが作りました。
あなたが恐れているものはすべて存在していないのです。
今日のレッスンは、少なくとも5回、周囲を見回して、1回につき少なくとも1分は費やしてください。
あなたの目を一つの物体から別の物体へ、一人の体から別な体へとゆっくりと移動させながら、次の言葉を自分自身に向かって言ってください。
「私はやがて壊れるものだけを見ています。私は永続するものは何も見ていません。私が見ているものは実在していません。私が見ているのは復讐の一つの形です。」
練習が1回終わったところで、自分自身に次の質問をします。
「これは私が本当に見たい世界だろうか。」
その答えが明らかであることは確実です。